田んぼが始まる(稲刈り)前に、暑気払いを兼ねて...
なんて軽い考えで、お盆明けの8月17日に加曽利さんの牧場で、バーンミーティングを計画しました。
ところが、今年の暑さは半端じゃない!
にもかかわらず、みなさん自分の牛たちの様子も気になる中で、集まってくれました。

牛を見ながらみんなでワイワイやるのは、楽しいですね。
加曽利さんと松本さん、じっくりと話ができたようです。
昼からは、食事の前に真剣に意見交換。
私がしゃべりすぎたので、せっかくのうな重がゆっくり食べられなかった?ごめんなさい。
でも、楽しく有意義な一日でした。
次回は、佐倉の山本さん(麻賀多山牧場)に集まりたいと思っています。
なんて軽い考えで、お盆明けの8月17日に加曽利さんの牧場で、バーンミーティングを計画しました。
ところが、今年の暑さは半端じゃない!
にもかかわらず、みなさん自分の牛たちの様子も気になる中で、集まってくれました。

牛を見ながらみんなでワイワイやるのは、楽しいですね。

加曽利さんと松本さん、じっくりと話ができたようです。

昼からは、食事の前に真剣に意見交換。

私がしゃべりすぎたので、せっかくのうな重がゆっくり食べられなかった?ごめんなさい。
でも、楽しく有意義な一日でした。
次回は、佐倉の山本さん(麻賀多山牧場)に集まりたいと思っています。
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雄が続いて生まれているボルトンですが、外山さんのところで雌が生まれました。


この子牛の親は、あのトレビノなんです!...と言っても、みなさんにはピンと来ないとは思いますが、
この写真は、昨年6月に初産を分娩した時のものです。
この時、すでに33ヶ月齢。
分娩2ヶ月前は、過肥でまともに産むことができるかどうか心配していました。

48ヶ月齢で3産!じゃなくて2産でしたが、初産を無事に過ごせたから今があるんですよね。
(外山さんが、外に出してしっかり管理したからです。)
そして、ボルトン。そういうわけで、このボルトンには特別の思いがあります。
次は、ニフティ(第2回0部共進会で、寺子屋 半兵衛“特別賞”を受賞した)が初産を産みます。
(その前に、小野さんのライラが生みます。)秋が、楽しみです。


この子牛の親は、あのトレビノなんです!...と言っても、みなさんにはピンと来ないとは思いますが、

この時、すでに33ヶ月齢。



48ヶ月齢で3産!じゃなくて2産でしたが、初産を無事に過ごせたから今があるんですよね。
(外山さんが、外に出してしっかり管理したからです。)
そして、ボルトン。そういうわけで、このボルトンには特別の思いがあります。
次は、ニフティ(第2回0部共進会で、寺子屋 半兵衛“特別賞”を受賞した)が初産を産みます。
(その前に、小野さんのライラが生みます。)秋が、楽しみです。
毎日、本当に蒸し暑い!(暑いだけじゃこんなに苦しくない?湿度がずっと高いのが問題!)

明るく、楽しい話題を探すのが大変?ですが、長嶌牧場で嬉しいニュースが...

酪農家族研究所がイチオシのニフティ(母の父)にマットソン(父)という最新型が誕生しました。酪農家族の皆さんには、ボルトンやボリバーのように、初産を産んだ牛(セカンドクロップ)を実際に見てから“おすすめ”してきましたが、ニフティもマットソンも生まれた子牛を見て推奨牛にしました。言わば、母の父も父も見切り発車でつけた牛、最新型です。
ニフティは今から初産の牛が次々出てきますが、できるだけ多くのニフティの画像をアップする予定です。この子牛の親も、9月初めには紹介したいと思います。

明るく、楽しい話題を探すのが大変?ですが、長嶌牧場で嬉しいニュースが...

酪農家族研究所がイチオシのニフティ(母の父)にマットソン(父)という最新型が誕生しました。酪農家族の皆さんには、ボルトンやボリバーのように、初産を産んだ牛(セカンドクロップ)を実際に見てから“おすすめ”してきましたが、ニフティもマットソンも生まれた子牛を見て推奨牛にしました。言わば、母の父も父も見切り発車でつけた牛、最新型です。
ニフティは今から初産の牛が次々出てきますが、できるだけ多くのニフティの画像をアップする予定です。この子牛の親も、9月初めには紹介したいと思います。
ケストレル3000を導入しました。

(上の黄色い物体は、ケース代わりに使っているボトルケースです。私の仕事部屋兼寝室で午後4時に撮りました。気温が35.5℃を表示しています。)
8月17日に行われた酪農家族研究会のバーンミーティングで、久保田会長が購入を検討しているということでしたので、二人でさっそく買いました。(会長は、気圧まで計れる上位機種ケストレル3500を購入しました。)
ケストレルシリーズは、ニールセンケラーマン社が、世界初の正確な相対湿度を測定するための携帯用風速計です。アウトドア志向の人(山岳家、グライダー乗り、アメリカンフットボールのコーチなど)用にアメリカで作られ、気象計として売り出されています。(日本の代理店であるミストラルのHPから引用したので、宣伝風ですね。)
畜産の世界では、データロガー(定点の気象データを連続的に測定する)が以前から使われていますが、データロガーは、結果を客観的に分析することには有効でも、「今どこがどうなっているのか?」を知ることは苦手です。
<ケストレル3500のコマーシャル>
大半のケストレルユーザーにとって、現在の気象情報を知る必要はあっても、今までのデータを保存記録する必要はありません。ケストレル3500はそういった人達のために開発されました。
ケストレル3500は簡単な操作で、リアルタイムに気象の広範囲なデータを計測します。スイッチを入れ、画面の指示に従いスクロールするだけで、その場所の気象がはっきりとわかります。計測が終ったら、防護カバーに戻せばほとんど壊れる心配はありません。
気象環境が外での活動、レジャーなどを左右しますが、プロの世界ではもっと重要な意味があります。
(以下省略、直訳風ですね。)
というわけで使ってみましたが、牛舎よりはるかに過酷と思われた私の部屋。
でも、湿度は50%! 牛舎の方が涼しく感じるけど、蒸し暑かった!
一昨日、長嶌牧場と小野牧場で測定したら、気温は30~32℃でしたが、湿度が60~70%。特に細霧装置(ミスト)を作動させていると70%以上になっていました。やはり、湿度が問題だと痛感しました。
ケストレル3000は、風速計ですが(瞬間、最大、平均が表示されます)、気温・体感温度・相対湿度・ヒートストレス指数(熱中症指数)・結露温度が測定できます。もっと早く使っていれば、扇風機の設置場所とか、細霧装置のタイマーセットを最適にする方法も見つかったはずなのに...残念でした。

(上の黄色い物体は、ケース代わりに使っているボトルケースです。私の仕事部屋兼寝室で午後4時に撮りました。気温が35.5℃を表示しています。)
8月17日に行われた酪農家族研究会のバーンミーティングで、久保田会長が購入を検討しているということでしたので、二人でさっそく買いました。(会長は、気圧まで計れる上位機種ケストレル3500を購入しました。)
ケストレルシリーズは、ニールセンケラーマン社が、世界初の正確な相対湿度を測定するための携帯用風速計です。アウトドア志向の人(山岳家、グライダー乗り、アメリカンフットボールのコーチなど)用にアメリカで作られ、気象計として売り出されています。(日本の代理店であるミストラルのHPから引用したので、宣伝風ですね。)
畜産の世界では、データロガー(定点の気象データを連続的に測定する)が以前から使われていますが、データロガーは、結果を客観的に分析することには有効でも、「今どこがどうなっているのか?」を知ることは苦手です。
<ケストレル3500のコマーシャル>
大半のケストレルユーザーにとって、現在の気象情報を知る必要はあっても、今までのデータを保存記録する必要はありません。ケストレル3500はそういった人達のために開発されました。
ケストレル3500は簡単な操作で、リアルタイムに気象の広範囲なデータを計測します。スイッチを入れ、画面の指示に従いスクロールするだけで、その場所の気象がはっきりとわかります。計測が終ったら、防護カバーに戻せばほとんど壊れる心配はありません。
気象環境が外での活動、レジャーなどを左右しますが、プロの世界ではもっと重要な意味があります。
(以下省略、直訳風ですね。)
というわけで使ってみましたが、牛舎よりはるかに過酷と思われた私の部屋。

でも、湿度は50%! 牛舎の方が涼しく感じるけど、蒸し暑かった!
一昨日、長嶌牧場と小野牧場で測定したら、気温は30~32℃でしたが、湿度が60~70%。特に細霧装置(ミスト)を作動させていると70%以上になっていました。やはり、湿度が問題だと痛感しました。
ケストレル3000は、風速計ですが(瞬間、最大、平均が表示されます)、気温・体感温度・相対湿度・ヒートストレス指数(熱中症指数)・結露温度が測定できます。もっと早く使っていれば、扇風機の設置場所とか、細霧装置のタイマーセットを最適にする方法も見つかったはずなのに...残念でした。
Yahoo天気予報によれば、これから一週間、晴れっぱなし!
いよいよ最大のピンチです。明日(31日)の予想気温と湿度は
時間 0 3 6 9 12 15 18 21
杉 温度 29 28 27 30 34 35 32 29
並 湿度 88 94 98 86 66 60 72 82
館 温度 26 25 25 29 31 31 28 26
山 湿度 90 90 92 86 82 82 82 84
袖 温度 26 26 26 30 32 32 29 27
ヶ 湿度 90 94 96 82 70 70 78 82
浦
さすがに、東京は暑いですね。それに比べて館山は涼しい!袖ヶ浦も厳しい暑さです。
でも、注目して欲しいのは、湿度です。今年の酷暑の原因は、太平洋高気圧から吹き込む高温多湿の空気。
その中でも、湿度が問題です。湿度、湿度と言っていますが、正しくは“相対湿度”。
同じ大気が吹き込んでいるのだから、空気中に含まれる水分量は同じはず。(この空気1㎥に含まれる水分量のことを“絶対湿度”といいます。)
なのに、“相対湿度”が違うのは、ある温度の空気が含むことのできる水分量(飽和水蒸気量)は、気温が高いときは多く、気温が低いときは少なくなるからです。(風呂上りのビール、グラスに付いた結露を思い出してください。結露は、冷たいものに空気が触れたときに飽和水蒸気量が急激に低下して水滴になることです。)
ここで、もう一度、上の表を見てください。どの地点でも、午前6時までの気温の低い時間帯では、湿度(相対湿度)が非常に高くなっています。気温が最も高い午後3時では、35℃の東京が60%なのに、32℃の袖ヶ浦は70%、館山は31℃で82%になっています。
気温の低い夜に湿度が高いのが、今年の特徴です。扇風機は、一日中付けっぱなし...は、当然ですね。
問題は、細霧装置の使い方です。一般的には気化熱を利用して気温を下げる細霧装置は、このような高湿度環境では効果がありません。でも、つけなくては牛舎内の温度は上がりっぱなし。
どうします?細霧やめますか?それとも...実際は、細霧装置をシャワーとして使っている方が多いのでは?
そこで、注意していただきたいのが、「涼しくなる前に乾くようにすること」です。そう、“打ち水”のタイミングと同じ要領です。朝も、午前9時前の細霧は、牛舎内をサウナ状態にするので要注意です。へばっている牛に直接水をかけて、細霧なしで扇風機を当てる方が良いと思います。
気温が上がったら、シャワー代わりの細霧、そして午後4時過ぎには細霧を止めて、牛舎内を乾かす。湿度(相対湿度)が高いと体感温度は高くなります。
では、実際に牛舎内の温度と湿度は、どうやって知る?ぎゅうモニター(温度・湿度計と牛舎内の快適指数を針で示す)がある!でも、湿度が妙に低く表示されていませんか?
おすすめは、これ!

ネットで1,500円で買えます。現在の温度・湿度が表示されていますが、Max-Minボタンを押すとリセット後の最高・最低の温度・湿度を表示します。1日1回決まった時間にリセットボタンを押せば、毎日の最高・最低がわかりますし、ずっとリセットボタンを押さなければこの夏の最高・最低もわかります。
もちろん、正確な数値は期待できませんが、傾向を知るには十分。
実は、娘がオカメインコの“Buzz”のために
こんな感じでセットしています。

温度が、28℃~32℃になるように、午前10時ころから翌朝まで、ドライ30℃設定でエアコン付けっぱなし!(娘の部屋なので、私はそこに居るわけにもいかず、昨日お見せした35℃の環境に耐えています。)
オカメインコが羨ましい!
いよいよ最大のピンチです。明日(31日)の予想気温と湿度は
時間 0 3 6 9 12 15 18 21
杉 温度 29 28 27 30 34 35 32 29
並 湿度 88 94 98 86 66 60 72 82
館 温度 26 25 25 29 31 31 28 26
山 湿度 90 90 92 86 82 82 82 84
袖 温度 26 26 26 30 32 32 29 27
ヶ 湿度 90 94 96 82 70 70 78 82
浦
さすがに、東京は暑いですね。それに比べて館山は涼しい!袖ヶ浦も厳しい暑さです。
でも、注目して欲しいのは、湿度です。今年の酷暑の原因は、太平洋高気圧から吹き込む高温多湿の空気。
その中でも、湿度が問題です。湿度、湿度と言っていますが、正しくは“相対湿度”。
同じ大気が吹き込んでいるのだから、空気中に含まれる水分量は同じはず。(この空気1㎥に含まれる水分量のことを“絶対湿度”といいます。)
なのに、“相対湿度”が違うのは、ある温度の空気が含むことのできる水分量(飽和水蒸気量)は、気温が高いときは多く、気温が低いときは少なくなるからです。(風呂上りのビール、グラスに付いた結露を思い出してください。結露は、冷たいものに空気が触れたときに飽和水蒸気量が急激に低下して水滴になることです。)
ここで、もう一度、上の表を見てください。どの地点でも、午前6時までの気温の低い時間帯では、湿度(相対湿度)が非常に高くなっています。気温が最も高い午後3時では、35℃の東京が60%なのに、32℃の袖ヶ浦は70%、館山は31℃で82%になっています。
気温の低い夜に湿度が高いのが、今年の特徴です。扇風機は、一日中付けっぱなし...は、当然ですね。
問題は、細霧装置の使い方です。一般的には気化熱を利用して気温を下げる細霧装置は、このような高湿度環境では効果がありません。でも、つけなくては牛舎内の温度は上がりっぱなし。
どうします?細霧やめますか?それとも...実際は、細霧装置をシャワーとして使っている方が多いのでは?
そこで、注意していただきたいのが、「涼しくなる前に乾くようにすること」です。そう、“打ち水”のタイミングと同じ要領です。朝も、午前9時前の細霧は、牛舎内をサウナ状態にするので要注意です。へばっている牛に直接水をかけて、細霧なしで扇風機を当てる方が良いと思います。
気温が上がったら、シャワー代わりの細霧、そして午後4時過ぎには細霧を止めて、牛舎内を乾かす。湿度(相対湿度)が高いと体感温度は高くなります。
では、実際に牛舎内の温度と湿度は、どうやって知る?ぎゅうモニター(温度・湿度計と牛舎内の快適指数を針で示す)がある!でも、湿度が妙に低く表示されていませんか?
おすすめは、これ!

ネットで1,500円で買えます。現在の温度・湿度が表示されていますが、Max-Minボタンを押すとリセット後の最高・最低の温度・湿度を表示します。1日1回決まった時間にリセットボタンを押せば、毎日の最高・最低がわかりますし、ずっとリセットボタンを押さなければこの夏の最高・最低もわかります。
もちろん、正確な数値は期待できませんが、傾向を知るには十分。
実は、娘がオカメインコの“Buzz”のために

こんな感じでセットしています。

温度が、28℃~32℃になるように、午前10時ころから翌朝まで、ドライ30℃設定でエアコン付けっぱなし!(娘の部屋なので、私はそこに居るわけにもいかず、昨日お見せした35℃の環境に耐えています。)
オカメインコが羨ましい!