小野さんに続いて、短期集中削蹄実習のターゲットは長嶌勇君です。経験と実力は十分なのですが...でも、今回は意気込みが違います。

真剣に取り組んでいるのが良くわかります。
出来栄えもなかなかです。

紹介が遅れましたが、育成牛の運動場にも立派な屋根がかかりました。
明日も削蹄実習を行う予定ですが、天気が心配です。
とにかく、雨が降るまでやるぞ!

真剣に取り組んでいるのが良くわかります。

出来栄えもなかなかです。


紹介が遅れましたが、育成牛の運動場にも立派な屋根がかかりました。

明日も削蹄実習を行う予定ですが、天気が心配です。
とにかく、雨が降るまでやるぞ!
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土曜日(6日)に佐倉市の麻賀多山牧場(山本義之さん)に行ってきました。
Googleの地図で“麻賀多山牧場”を検索すると、ちゃんと出てきますよ。(スゴイ!)
現在、頭数を減らしているので、牛舎内は非常にゆったりとしています。
牛舎の周りにスペースが十分にあるので、運動場も作りました。
出した直後しか動き回らないけど...と言いながらも、満足そうな山本氏。
フリーストール牛舎から堆肥舎までの動線もバッチリ!
でも、一番感心したのは、やはりフットケアシステム(削蹄枠場の位置)です。

パーラーのすぐ前に枠場が設置され、分娩房を兼ねています。待機場やパーラーで異常を見つけたらすぐに分娩房に入れます。パイプで誘導すれば、引っ張らなくても枠場に入ります。
パーラーに直結して旧牛舎があるので、うまく活用すれば...夢が大きく膨らみそうですね。
今月末か来月初めには、麻賀多山牧場視察研修ツアーを企画しますので、楽しみにしてください。
Googleの地図で“麻賀多山牧場”を検索すると、ちゃんと出てきますよ。(スゴイ!)
現在、頭数を減らしているので、牛舎内は非常にゆったりとしています。

牛舎の周りにスペースが十分にあるので、運動場も作りました。

出した直後しか動き回らないけど...と言いながらも、満足そうな山本氏。

フリーストール牛舎から堆肥舎までの動線もバッチリ!

でも、一番感心したのは、やはりフットケアシステム(削蹄枠場の位置)です。

パーラーのすぐ前に枠場が設置され、分娩房を兼ねています。待機場やパーラーで異常を見つけたらすぐに分娩房に入れます。パイプで誘導すれば、引っ張らなくても枠場に入ります。
パーラーに直結して旧牛舎があるので、うまく活用すれば...夢が大きく膨らみそうですね。
今月末か来月初めには、麻賀多山牧場視察研修ツアーを企画しますので、楽しみにしてください。
先週の月曜日(9日)、人体実験を行いました。その3日後の写真です。

(後ろに写っているのは、無関心な“私”です。)
「勇君、そうじゃなくて、ここをこうやって...!!!」 指を怪我しました。
グラインダーを持っていた右手に手袋を握ったまま(つまり素手)で、偉そうなこと言いながら...「こういうことはやってはいけない!」という見本を示しました。

全く馬鹿なことをしたもので...でも、大した傷じゃない!?
とんでもない!これが大変に痛いのです。
薬指の挫傷は、傷バンを貼っていると痛みがなくなりますが、こうやってはずして乾かすと途端に痛くなります。きれいにして、“湿潤な環境に創傷面を保持する”という「新しい創傷治療」の正しさを体験しました。(ちなみに約1週間たった今も、傷は塞がらず傷バンを貼ったままです)
問題は、小指。よく見ると“肉芽”らしきものが...0.5mm。たかが1mm弱の真皮の露出が(直接触ると)滅茶苦茶に痛い。これも傷バンでカバーしておくと痛みがかなり軽減されます。
ちなみに5日目くらいから痛みが引いたので傷バンをはずし、現在(約1週間後)は爪が伸びてきて全く痛みがありません。
何が言いたいかって?
蹄底潰瘍などで包帯は不要!という意見もありますが、「湿潤な環境と直接の接触を防ぐためにも包帯をした方が良さそうだ。」ということ。
「包帯は、最低5日間。できれば1週間くらいは取らない方が良さそうだ。」まぁ、5日~1週間くらいで再診している現在のやり方が、どうも良さそうだということを、人体実験で再確認しました。
(追伸)さっそくゴム引き(背抜き)の手袋を注文しました。

(後ろに写っているのは、無関心な“私”です。)
「勇君、そうじゃなくて、ここをこうやって...!!!」 指を怪我しました。
グラインダーを持っていた右手に手袋を握ったまま(つまり素手)で、偉そうなこと言いながら...「こういうことはやってはいけない!」という見本を示しました。

全く馬鹿なことをしたもので...でも、大した傷じゃない!?
とんでもない!これが大変に痛いのです。
薬指の挫傷は、傷バンを貼っていると痛みがなくなりますが、こうやってはずして乾かすと途端に痛くなります。きれいにして、“湿潤な環境に創傷面を保持する”という「新しい創傷治療」の正しさを体験しました。(ちなみに約1週間たった今も、傷は塞がらず傷バンを貼ったままです)
問題は、小指。よく見ると“肉芽”らしきものが...0.5mm。たかが1mm弱の真皮の露出が(直接触ると)滅茶苦茶に痛い。これも傷バンでカバーしておくと痛みがかなり軽減されます。
ちなみに5日目くらいから痛みが引いたので傷バンをはずし、現在(約1週間後)は爪が伸びてきて全く痛みがありません。
何が言いたいかって?
蹄底潰瘍などで包帯は不要!という意見もありますが、「湿潤な環境と直接の接触を防ぐためにも包帯をした方が良さそうだ。」ということ。
「包帯は、最低5日間。できれば1週間くらいは取らない方が良さそうだ。」まぁ、5日~1週間くらいで再診している現在のやり方が、どうも良さそうだということを、人体実験で再確認しました。
(追伸)さっそくゴム引き(背抜き)の手袋を注文しました。
最近コメントをいただいた“みえさん”のブログ:*りんごの樹の下で* にリンクを張りました。
http://maruchanringo.blog59.fc2.com/
<みえさんのコメントです>
私は、6年前まで袖ヶ浦でヘルパーをしていました。
今は、長野県にIターンして新規就農のリンゴ農家をしています。
こちらのブログでヘルパー時代にお世話になった農家さんたちの元気な姿に嬉しくなりました。
私も実家は酪農家、ヘルパーを辞めても牛の世界は常に気になるし、応援したいので、もしよろしければぜひリンクさせてください。よろしくお願いします。
*りんごの樹の下で* とてもすばらしいブログです。 是非、みなさんご覧になってください!
http://maruchanringo.blog59.fc2.com/
<みえさんのコメントです>
私は、6年前まで袖ヶ浦でヘルパーをしていました。
今は、長野県にIターンして新規就農のリンゴ農家をしています。
こちらのブログでヘルパー時代にお世話になった農家さんたちの元気な姿に嬉しくなりました。
私も実家は酪農家、ヘルパーを辞めても牛の世界は常に気になるし、応援したいので、もしよろしければぜひリンクさせてください。よろしくお願いします。
*りんごの樹の下で* とてもすばらしいブログです。 是非、みなさんご覧になってください!
良い季節になりました。みなさん夏の疲れのケアは考えていますか?今こそ、フットケアに最適な季節!(本当は一年中フットケアが必要ですが...)
というわけで、フットケア・マネージャーの資質(技能)向上を目的として、下記日程でフォローアップ研修を行います。
“フットケア・マネージャーの”と謳(うた)っていますが、参加は自由。だれでも参加できます。
今までの「楽しい削蹄教室」では、どうしてもうまく説明できなかった所を反省し、できるだけ実践向きな講義と実習にしようと思っています。
今、考えているのは
1)良い蹄の形をイメージする(ために)
2)ありがちな良くない削蹄(削蹄の失敗)とは?
3)どうしたら、削蹄の失敗を防げるか?
4)記録は大切!
などを、講義1時間・実習1時間程度で行おうと思っています。
<日程>
第1回 : 10月6日(月) 午前10時から
第2回 : 10月6日(月) 午後1時30分から
第3回 : 10月7日(火) 午前10時から
第4回 : 10月7日(火) 午後1時30分から
参加希望者は、家畜診療所まで連絡してください。
できるだけ多くの参加をお待ちしております。(参加者は、自分の削蹄用具を持ってきてください。ない方はお貸しします。)
というわけで、フットケア・マネージャーの資質(技能)向上を目的として、下記日程でフォローアップ研修を行います。
“フットケア・マネージャーの”と謳(うた)っていますが、参加は自由。だれでも参加できます。
今までの「楽しい削蹄教室」では、どうしてもうまく説明できなかった所を反省し、できるだけ実践向きな講義と実習にしようと思っています。
今、考えているのは
1)良い蹄の形をイメージする(ために)
2)ありがちな良くない削蹄(削蹄の失敗)とは?
3)どうしたら、削蹄の失敗を防げるか?
4)記録は大切!
などを、講義1時間・実習1時間程度で行おうと思っています。
<日程>
第1回 : 10月6日(月) 午前10時から
第2回 : 10月6日(月) 午後1時30分から
第3回 : 10月7日(火) 午前10時から
第4回 : 10月7日(火) 午後1時30分から
参加希望者は、家畜診療所まで連絡してください。
できるだけ多くの参加をお待ちしております。(参加者は、自分の削蹄用具を持ってきてください。ない方はお貸しします。)