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杜海明観の酪農家族応援団

「余計なお世話いたします!」 で始まった応援団7年の記録です
陽はまた昇る

 保田から見た夕日です。9年近くこの光景を見てきました。

 良いことも、嬉しいことも、嫌なことも、悲しいことも、みんな夕陽がもって西の空に沈んでいきました。後には何にも残りませんでした。

 というより、なにかすっきりした、爽やかな気分で夕陽を見送ってきました。

 そして、今日、私も沈みます。

 しかし、明日はまた新しい陽が昇ります。みなさんを明るく照らしてくれます。

 よい一日が始まりますように。

 そして、よい一年が始まりますように。

 みなさんの輝かしい明日を、未来を、心から応援します。

                               ごきげんよう!


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2014.12.31.Wed 17:59 | 応援団ニュース | trackback(0) | comment(1)
ぬれ落ち葉

 突然ですが、ヘンなタイトルですみません。

 初代応援団長“ハンナ”が昇天して5年、その後“わカメちゃん”が引き継いで、このブログを始めてから、7年以上経ちました。早いもので、実際の事務局を担当している u76(杜海 明観)は、来年還暦を迎えます。

 で、今日のタイトルの“ぬれ落ち葉”です。現在の私の心境であり、状況です。

 酪農家の皆さんを「余計なお世話いたします。」と言って勝手に応援してきましたが、どうもみなさんにとって“ぬれ落ち葉”になってきたようで...

 私は茶色い枯葉ですが、この写真をよく見てください。鮮やかな緑色の葉も、小さな花も見えますね。今のみなさんを象徴しているような気がします。

 ということで、突然ですが、私u76(杜海 明観)は、今年末をもって 酪農家族応援団を卒業することにいたしました。

 「余計なお世話いたします。」と言いながら、実際には、私の方がみなさんから応援し続けていただいた7年間でした。と同時に、公務を離れてからは、いつかは卒業しなければと思いながら、今日まで続けてしまいました。

 ブログというメディアも、いささか時代遅れになってきました。みなさんは、新しい情報交換(情報発信)の手段で、これからは自らをアピールしてください。


2014.12.30.Tue 19:21 | 応援団ニュース | trackback(0) | comment(0)
 「年末といえば、“紅白”と“レコ大」という世代なので、一年の締めくくりとして“ 酪農家族応援団大賞”を発表したいと思います。

 今年、一番のニュース!...ではありませんが、このブログを見ていただいたみなさんへのプレゼント?というか、お役に立つ情報として自信を持って選んだのがこれ。

受胎状況一覧表

 6月に紹介した、長嶌牧場の“牛群管理表(産次構成型)”のバージョンアップ(改良型)です。

 その時の、説明をもう一度アップします。
「水色がF1,黄色がホルス(普通),ピンクがホルス(判別)が受胎していることを確認している頭数です。5頭ずつ目印をつけたので、来年2月までにF1が13頭、ホルス(普通)が15頭、ホルス(判別)が2頭生まれる予定であることが一目でわかります。(当然ですが、受胎確認したらマグネットを加え、分娩したらマグネットを取ります。リアルタイムで行うことが“ミソ”です。)
 これにより、妊娠期間が約280日、妊娠鑑定を40日前後で行うとすると、(280-40)÷30で、8ヵ月後までのホル♀の確保(出生)頭数が予測できます。」

 なんの変哲もない3列のマグネットですが、この棒グラフの効果(威力)は抜群です。判別精液の受胎頭数を増やしたい酪農家はもちろん、判別精液を使っていない酪農家にも、自家育成をする牛を確保するために、とても役立つ情報を提供してくれます。


 長嶌牧場も、この管理表を使って半年後には、こんな産次構成(受胎状況)になりました。

産次構成(BF)

 ホルオスの出生を最少限に抑えながら、自家育成牛の確保とF1販売による副収入の確保を両立させるための情報ツールとして、これが今年の “酪農家族応援団大賞”です。




 
2014.12.29.Mon 18:05 | 長嶌 勇さん | trackback(0) | comment(0)
産次構成グラフを改良して、今年の春から判別精液の受胎状況が一目でわかるようにしました。

そして、半年後。EWFの秋(10月)の産次構成グラフを紹介します。

産次構成(EWF)1410

 判別精液での受胎頭数が、安定して多いのが特徴です。ここまで多くの判別精液で受胎させるまでには、久保田さんも随分苦労したようですが、“判別精液は使える!”という確信を持ったようです。

 精液は、遺伝的な形質が優れていることはもちろんですが、
 1.とまらなければ(受胎しなければ)ただのゴミ
 2.雌が生まれなければ、ただのウシ        です。

 その点、判別精液は雌率90%と謳っている通りの実績をあげているものの、受胎性が低い(悪い)という印象が強く、積極的な使用を躊躇している酪農家も多いと思います。
 しかし、EWFの実績を見ると「このような酪農家が実在する」ということに強く励まされます。

 EWFの目標は、“ホルオス0(ゼロ)”ですが、判別精液だけ使っても1割はオスが出るのでゼロというわけにはいきません。しかし、判別以外のホルスタインの精液を(オスが半分生まれることを覚悟して)使う意味を感じない状況なので、「判別か?和牛か?」の二者択一の方向になりそうです。(判別以外の受胎は、ブラゼル<94H16937>の判別が入手できなかった時に普通種を使ったものです)

 今後は、もう少し判別の受胎数を減らして、その分をF1にして個体販売での副収入を増やしていく(判別より、和牛の精液の方が受胎性が良いので、年間分娩頭数が増える)方針です。

 みなさんも、判別精液の受胎性向上のため有益な情報を交換して、(無理のない範囲で)判別精液を活用してください。


加曽利さんの牧場名が、“Key Smile Farm”に決まりました!

いつも笑顔を絶やさない加曽利さんにふさわしい「笑顔が鍵」の牧場です。

みなさん、KSFと呼んでください。よろしくお願いします!







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u76
“守護天使”になった“ハンナ”に代わり、私“わカメちゃん”が応援団長になりました。
 “ハンナ”と“わカメちゃん”は、一番初めの記事(2007年4月)に出ています。お時間があったら是非見てください。